この記事では、イギリス映画「ヴィクトリア女王 最期の秘密」のあらすじと、感想について書いていきます。
「ヴィクトリア女王 最期の秘密」のあらすじ
舞台は英国統治時代のインドに遡ります。
十数年前に夫を無くしたビクトリア女王は、毎日職務に追われながら、大英帝国の頂点の地位に居ながらも孤独でつまらない日々を送っていました。
そんな中、ひょんなことから普通の身分であるインド人のアダブルは、英国へ、ビクトリア女王へ食事をサーブする仕事をすることになります。
長い船での旅を経て、バッキンガム宮殿についてアダブル。
女王の付き人より英語で説明を受けるが、意味を聞き間違え、食事をサーブしたあとビクトリア女王の足にキスをしてしまいます。
付き人達は何て失礼なことを!と焦るが、当のビクトリア女王はこんなサービスをうけたのは初めてだわ、と喜びます。
ここから、身分の全く違う二人の友情物語が始まるのですが、女王の寵愛を受けたインド人アダブルに嫉妬する皇族の英国人たち、と様々な物語があって面白いのです。
感想
ネタバレになるので、これから映画を観る方、結末を知りたくない方はリターンしてください。
劇中では、ビクトリア女王の有り余る寵愛に半ば引いてしまったのだが、最後に流れてきた実際のアダブルの写真や日記を見て驚いた。
なんと実話だったのだ。いやー、私脳裏にエンコーとかパパ活が浮かんでしまったよ。
劇中のアダブルは、普通の身分のインド人だが、当時のインドは貧しく、高校や大学にいけない身分の人がほとんどだった。
そのためアダブルも、英国貴族たちに卑しい身分であると身元を調べられてしまう。
しかし、これだけ貴族、差別意識のある英国人(今も階級あり)を前にして、当時普通のインド人を寵愛していたビクトリア女王って本当に、、、すごい。
アブダルは劇中では、ハンサムなインド人であると書かれていた。
ハリウッドのとあるサイトから、左は実際のアブダルを元に描かれた絵で、
右が今回アブダルを演じた「アリ」というインド人役者。
確かに、この作品中では結構なハンサムにみえました。
(左)実際
(右)映画
最後は、老齢でビクトリア女王が亡くなり、そのあと王になった息子と皇族たちによってすぐさまインドに送り返されてしまうアダブル。
タージマハルにあるビクトリア女王の像にキスをして、女王とも思い出を大切にとっておく、というエンディングでした。
アダブルがビクトリア女王と過ごした日々や写真は、彼が亡くなってから発見されたんだとか。すごい実話だ・・・。
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